大正時代築の町屋リノベーション

大正時代築の町屋リノベーション BUILDING

大正時代に建てられた町屋のリノベーション。

「現在の暮らし方に合わせて変えること」/「新築にはない味わいを残すこと」のバランスを取ることで、この町屋でしか実現できない豊かな住まいを目指した。

1階は奥行きが深く、昼間でも灯りをつけなければならないほど暗かった。また部屋が細かく区切られることで風通しも良くなかった。そこで壁と建具を取り払い大きなリビングダイニングキッチンに設えなおした。天井の仕上げを撤去すると大正期の黒光りする梁が現れた。現代的な明るく風通しのよい間取りと大正時代につくられた重厚な梁がコラボするこの建物でしかできないインテリアとなった。

地下室は防水を施したうえレンガ積みを一部表しにしてインテリアのアクセントとした。改装前に床の間や欄間に使われていた木材は倉庫を改装した和室に移設し設えなおした。

所在地:大阪市
延べ床面積:179.54㎡|54.4坪
主な仕上げ:床|オレフィンシートフローリング
壁・天井|ビニールクロス
▸ 物件詳細情報をPDFで見る

タイトルとURLをコピーしました