30才を振り返るゼ!

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10月13日恒例、誕生日を前にこの一年をふりかえるよ。

去年の誕生日に「30過ぎるといろいろ今までとは変わるよ…」なんて言われたものですが、喜怒哀楽のぜんぶが振り切れそうな年でした。

悲しい時には涙のひとつも出ないし、嬉しい時には言葉も出ないことを知った。怒りを瞬時にあらわすこともずっと持続させることも苦手で、かといって許すには結構時間もかかるもので。心がさざ波立ってることも多かったけど、それ以上に楽しい時間をあちこちで過ごしても来ました。ホント前厄怖い。からだ壊したりしなかっただけマシだと思えばいいか。

泣いたり笑ったりなんだかんだ言いつつも、一年が過ぎてみれば、”Everything In Its Right Place” なあんて言えるくらいにはなるものなのね。いろんな場面でそばにいてくれたひとたちに、アンダースローからの投げキッスを。

去年ぶわっと開けたドボク界隈への興味は、「見えてるのに見えてない」ものに焦点をあてるようなまちあるきと、ひいてはさらにそれと意識されることの少ない「まちづくり」界隈に収斂しつつあります。建築と都市計画、コミュニティデザインというとやや言葉が堅いけれど。結局どこまでいってもひとが好きなようだ。この分野をまったく学んでこなかったひととして、自分が何をできるのかまだよくわからないけど、長く関わって行きたい。

3月11日を境にして、何もかもが変わってしまったような気もするし、そうでもないような気がしている。生まれ育った場所がカッコつきの「福島」や「フクシマ」になってしまったことはとてもつらく悲しいことだけれど、横浜に住むわたしの毎日は表向き同じように続いていく。たぶんこれからもずっと。

春先からさまざまに感じた悲しみや憤りを忘れないように、でもそれだけにとらわれることがないように。真夏のアラバキで、サンボ山口くんが泣きながら歌ったこの言葉をことあるごとに思い返している。つないだ手を放さないように、大切なひとを大事に想いながら過ごす一年にしたいです。

「悲しみで花が咲くものか!」
あなたのために歌うのが これ程怖いモノだとは だけど僕等確かめ合う
今までの過去なんてなかったかのように
悲しみの夜なんてなかったかのように歌いだすんだぜ
世界はそれを愛と呼ぶんだぜ / サンボマスター

ああ、例年にも増して抽象的な物言いになってしまった(ま、来年の自分へのメモですからね)。で、「31歳の誕生日にサーティーワンに行くといいことがある」っていうのは事実なんだっけ、都市伝説なんでしたっけ?

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