せんせい、さようなら。
節目的なエントリばかりが続いていますが、3月20日の離任式、そしてその後の引き継ぎなどを終えて、9年間続いたセンセイ業を無事に終えました。
「先生になりたい！」という熱意というよりは、自分のスキル経験値を活かせる場所として選んだ職場だったので、最初のうちは「おまえに先生ができるのか？」なんて言われることも多くありましたが、思った以上に自分に合った仕事だったなあ、と思います。過去9年間で出会ったちびたちに育てられ、先生にしてもらったような気さえします。
ポジティブな理由での退職ではあるけど、離任式で「あおきせんせいは結婚して大阪に行きます！」と高らかに宣言するのはちょっとアレだと思ったぜ、校長よ。おかげさまでしんみりする隙もなく、最後までゆるっとした感じで終わることができて良かったとも言えるけど。
そして、4月からはstudio-Lに合流します。コミュニティ・デザインを主たる業務としていて、都会でも島でも田舎でも、人のいるところで、人同士をつなぐお仕事をしている会社です。「まちづくり」「地域活性化」「ソーシャル・デザイン」なんかがキーワード。「就職」じゃなく「合流」なのは、かの事務所は全員が個人事業主だから。あおき家はこれで3代連続で「家業を継がずに個人事業主」になることに…。
一部のひとは、わたくしが ここのボスこと 山崎亮さんに一昨年の夏くらいからベタボレしてた事をご記憶でしょうし、実は夫も彼ともう10年来の友人であり、一緒にイベントを打つような仲だったのでした。人生は奇なり。 どんなことをしてるのかというのは、ほぼ日の記事を見てもらうといいかと。ある意味学校の先生に似ているようでもあり、まったく違うようでもあり。どんな風になるかまだあまり予想はついていないけれど、とにかく楽しみなのです。