オープンしなけん |八潮団地の外部空間 見学ツアー
品川区に建つ魅力的な建築物をめぐる企画『オープンしなけん』にてナビゲーターを務めました。担当建物は23区内屈指の名団地、八潮パークタウン。晩秋薫る八潮パークタウンを散策しながら、その心地よさを作り上げた1980年代公団の設計手法を紐解いていきました。
・依頼者:品川区
・場所:八潮パークタウン
・期間:2020年11月28日
参考|オープンしなけん「八潮団地の外部空間」レポート
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品川区に建つ魅力的な建築物をめぐる企画『オープンしなけん』にてナビゲーターを務めました。担当建物は23区内屈指の名団地、八潮パークタウン。晩秋薫る八潮パークタウンを散策しながら、その心地よさを作り上げた1980年代公団の設計手法を紐解いていきました。
・依頼者:品川区
・場所:八潮パークタウン
・期間:2020年11月28日
参考|オープンしなけん「八潮団地の外部空間」レポート
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吹田市立博物館主催のまちあるきで講師を勤めました。千里山駅北側の住宅地と北千里駅の千里青山台団地を訪れ、地形を利用してどのように町がつくられたかを解説しました。足元の地形に注目することで通常のまちあるきでは気がつかない町の成り立ちを紐解いていきました。
・依頼者:吹田市立博物館
・場所:吹田市
・期間:2016年5月12日
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『海癒』の拠点であるリゾートマンションの空き室を地元の建材を使って改宿泊客有志の力で改修するプロジェクト。今後、他の部屋も改装を予定している。
・依頼主:海癒
・場所:土佐清水市
・期間:2004年~■主な成果
○リゾートでの新たなすごし方の提供
一般のリゾートでは得られない、モノを作ることによる思い出作りをお客様に提供○新たな層の宿泊客の獲得
DIY好きな方、アーティストなどをお客様として迎える○施設への愛着を増す
改装にかかわることによってお客様の施設への愛着が増す。○地域とのふれあい
地元由来の建材を使うことによってお客様が多角的に地域と触れ合うことが出来る
団地の魅力を一般の方々に伝えるイベント「ダンパク~大団地博覧会」をプロジェクトDメンバーとして企画、運営。セミナーではなくショーとして老若男女幅広い層に楽しく団地の魅力を伝える。トークショーのほか団地見学会、模型・写真の展示、オリジナルグッズの販売など行う。これまでに4回開催。
◇2007年9月16日 ダンパク1 ~大団地博覧会
・場所:大阪市 コモンカフェ◇2008年9月20日 ダンパク2 ~大団地博覧会
・場所:大阪市 クラブジャングル◇2009年1月11日 ダンパク3 ~大団地博覧会in千葉市花見川団地
・依頼主:UR都市機構、花見川団地商店街
・場所:千葉市花見川区 UR都市機構花見川団地◇2009年10月18日 ダンパクF ~大団地博覧会in千里山団地
・依頼主:吹田市役所有志
・場所:大阪府吹田市 UR都市機構千里山団地
「ひとに踏まれないように、落とし主が探しやすいように」フェンスや木などに落し物を引っ掛けておいてあげる行為=「善意のはやにえ」。
そこにはひとのやさしさともに、落し物の形状、質感および落とされた周辺環境などの条件から、いかに目立ち、いかに落ちないかを短時間に考え出した行為者=「モッズ」(本家モズになぞらえて)の苦悩やひらめきそして善意の度合いが垣間見えます。「善意のはやにえ」はそんなものたちをめぐるフィールドワークです。
2015年には、伊丹市昆虫館で開催された「モズのはやにえ展」にあわせ、写真パネルの展示と観察会を開催しました。
アンダーコンストラクション・フィルムアーカイブス(略称UCFA)は、建設の記録映像を研究する任意団体です。
多くの人間の手によってひとつの建物が完成していく様を捉えた映像記録は、誰をもワクワクさせる第一級のドキュメンタリーであり、20 世紀の日本を築いた現場の記録映像は、第一級の歴史資料です。しかし、このような工事映像フィルムは建築関係者でも限られた人しか観たことがなく、一般市民の目に触れることは極めて稀です。しかも建設会社や建築主の倉庫に死蔵されたまま、フィルムが劣化して再生困難となるものも少なくありません。
UCFAでは建設会社などに働きかけ各社が所有している記録映像のアーカイブづくりや公開の上映会、関係者へのヒアリング、映像フィルムの価値の啓蒙を行っています。
■団体概要
・コアメンバー
吉永健一(建築家、吉永建築デザインスタジオ)
高岡伸一(建築家、大阪市立大学講師)
磯 達雄(編集者、フリックスタジオ)
山崎泰寛(編集者、建築ジャーナル)
・特別アドバイザー:橋爪紳也(建築史家、大阪府立大学教授)
・助成:2010~2011年(公財)サントリー文化財団
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“みちくさ” の楽しみ方を提案するブログメディア「みちくさ学会」にて、キョート*ダンメンロシュツの記事を書きました。全16回、初心者のためのダンメン鑑賞術、ダンメンツアーのレポート、ダンメンを見つけるためのコツ、ダンメンを通して見える京都の裏の姿などについて、解説しています。
企画|みちくさ学会
期間|2010年12月~2012年8月
▸みちくさ学会|ダンメン
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京の町屋が壊された跡に露わになる町屋の切断面 = “ダンメン”には、表の町並みからはうかがい知れない京都がCTスキャンのごとく映し出されている。そんなダンメンのリサーチをベースに町家の再生および京都の景観を再考するプロジェクト。“町屋を大切にしたい、しかし頑なに保存を訴えるだけでは限界がある” そう考えている人々に再開発でも保存でもない第3の視点を提供する。
■主な活動
○アーカイブ作成
京町家切断面の状況を社会に知らせる
-京町家切断面(ダンメン)の写真撮影2700 件
-キョート*ダンメンロシュツなどネット上でのアーカイブ公開
○リサーチ、分析
新たな京都および町家の観光としての楽しみ方の提案。
町家を中心とした景観まちづくりへのヒントの提供。
-ダンメンの見方、楽しみ方を伝える鑑賞ガイド作成
-京都人気質など表の町並みから見られない京都の姿を発見
○見学ツアーの開催
観光では訪れにくい地域への誘導。観光ガイドには載っていないまちの魅力を参加者に発見させる。
-町家イベント「楽町楽屋05」で開催
○町家再生の提案
街並みが歯抜けになった箇所でこそできる町家の利活用を提案
-キョート*ダンメンプロジェクト
建築やまちづくりに関して、一冊の本にできるほどのコンテンツを持っている人は少なくありません。個人で本を出版することは経済的・流通的に難しいことですが、それでも自らの思いを本に託して世に伝えたいと思っている人はたくさんいるはず。
「けんちくの手帖」はそうした欲求を持つ人々と” けんちく本” を集めて、既成の出版とは違うルートで世に広めるプロジェクトです。興味深いけんちく本を作っている方々をゲストスピーカーに招き、自らのけんちく本について熱く語ってもらうトークイベント、architects’ BAR「けんちく本つくりたい人集まれ」を2004年から2010年にかけて計24回行いました。
最古の現役庁舎であり重要文化財でもある京都府庁旧本館。自由に足を踏み入れることが出来るにもかかわらず、その存在はなかなか府民に知られていませんでした。また、往時をしのばせる立派なインテリアの多くは会議室や倉庫としてしか使われていませんでした。
このような残念な状況を解決するため「府庁旧本館利活用応援ネット」に参加。春の一般公開にあわせて開催するアートイベント「ECHOTOUR」を企画運営しました。アーティスト、パフォーマーが旧本館から感じたインスピレーションをモチーフに作品やパフォーマンスを披露。
来場者数は、2009年・1万3000人、2010年・1万5900人を記録(前年までは3000人程度)。例年の一般公開の桜、建物目的の来場者に加えアート好きの若者を多く集めました。
依頼主:京都府庁府有資産活用課
場所:京都府庁旧本館
期間:ECHOTOUR’09 企画開始 2009年1月~実施 2009年3月23日~3月26日
ECHOTOUR2010 企画開始 2009年11月~実施 2010年3月23日~4月4日
備考:府庁旧本館利活用応援ネットでの活動 ANEWAL Gallery と共同